火雷神社

丹那盆地の北に田代盆地があります。丹那断層は、箱根峠あたりから南に走り、田代盆地・丹那盆地を通過して、浮橋盆地まで続いています。いずれの盆地も断層の亀裂が谷となり、後に土砂や箱根火山などの噴出物が堆積してできました。

田代盆地の南縁にある火雷神社は、丹那断層の真上にあったため、昭和5年の北伊豆地震による断層ずれの影響をまともに受けました。断層ずれの跡が地域の方によって保存されていますので、ぜひ訪れてみてください。

左の石柱を残して、右の石柱と鳥居の笠木、貫などは壊れて、下に落ちた状態で保存されています。鳥居と石段の間に断層が走り、鳥居の中心と石段の中心が約1.4mほどずれています。
(昭和57年には神社の裏山が崩れて、鳥居の台石まで埋まってしまったそうです。左に見える石段は新しくつけたものです。尚、社殿と古い石段の中心がずれていますが、元々ずれていたようです)