大竹の来光川と冷川が合流する地点の高台に、こんもりとした塚があります。この塚には、石橋山の戦いで敗走して討たれた北条宗時が埋葬されていると伝えられます。
高台一帯は宗時神社と名付けられていますが、地元では”時まっつぁん”と親しみを込めて呼ばれています。
Information
- なし
- JR東海道線・函南(かんなみ)駅から徒歩約550m
- なし
見どころ
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五輪塔
右の大きい五輪塔(形としては、宝篋印塔の形をしています。)が北条宗時の墓で、左の小さい五輪塔が狩野茂光の墓と伝えられています。
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廃平清寺跡
熊野神社の右手にある平地は、廃平清寺跡(阿弥陀堂跡とも)と伝えられていて、ここにあったお堂に、北条時政が息子の宗時の供養のために仏師・実慶に造らせた阿弥陀三尊像を祀ったと考えられています。
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唯念名号塔
廃平清寺跡と伝えられる平地の一角に建立された唯念名号塔には南無阿弥陀仏の六字名号が刻まれます。