数が多くはありませんが、函南町に関係する歌人・俳人が詠んだ歌・句が石碑となって残っています。
[箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波のよるみゆ]
詩歌を愛した将軍源実朝は、二所詣でのために鎌倉から箱根権現に詣でるために、十国峠を越えた際に、この歌を詠みました。沖の小島とは、初島のことのようです。
Information
- なし
- 公共交通機関によるアクセスなし
- なし
見どころ
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畑毛温泉・歌碑・若山牧水 #291
[長湯して 飽かぬこの湯の ぬるき湯の ひたりて 安き こころなりけり]
晩年、沼津に住んだ牧水は、畑毛温泉のぬる湯を好んで、たびたび逗留したそうです。 -
軽井沢・句碑・正岡子規 #292
[唐きびの からでたく湯や 山の宿]
韮山から熱海に向かう道、正岡子規は暗くなったので一宿を請いました。素朴ななかにも心温まるもてなしを受けて、この句を詠みました。